“ファーストサインって？”……あまり耳にしないママさんもいらっしゃるかと思います。ファーストサインとは、まだお喋りの出来ない赤ちゃんとママがお互いの手の動き、顔の表情、声のトーンを使って、お互いの気持ちを伝え合うコミュニケーションをとるためのものです。

赤ちゃんが言葉でコミュニケーションがとれるようになる目安は３歳くらい。それまでの期間、赤ちゃんは周囲の大人との関わり方でコミュニケーション能力を育んでいきます。まだ自分の意志を言葉で伝えることのできない１歳前後の赤ちゃんも、実は伝えたいことがたくさんあります。

皆さんはどのようにして赤ちゃんとコミュニケーションを取っていますか？

“なんで泣いているんだろう……”
そのように感じるママさんは多いのではないでしょうか。

• お腹すいたのかな？のどが渇いたのかな？
• 抱っこしてほしいのかな？
• 眠いのかな？
• 痛いのかな？
• オムツを交換してほしいのかな？
• もっと遊びたいのかな？
• 好きなのかな？嫌いなのかな？

赤ちゃんは、お話しは出来なくても、ひとりの人間です。感情があり、それをママに伝えたがっているはず。そして、それを自信を持って「そうだったんだ！」と理解できたら、赤ちゃんもママさんもお互いが嬉しいですよね！

日常の中で何気なくファーストサインを取り入れる事によって、毎日成長する赤ちゃんの気持ちに寄り添える環境が作れます。

ファーストサインを使うと、ジェスチャーやフェイスサイン、ボイスサインを使ってママと赤ちゃんが話せるようになります。手の動き、顔の表情、声のトーンはコミュニケーション上でとても重要。相手の気持に寄り添い、心が通い、お互いを尊重し合えるような人と人の関わりを醸成していきます。

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